「あおむけになって、おなかの上にボールをのせてごらんなさいよ」
チャン小熊ねずみはアナグマのお母さんの言ったとおりにしてみました。
そーっと、そーっとねがえりを打つようにひっくり返り、おなかの上にボールをのせてかかえました。
足をパタパタ上下させるとチャン小熊ねずみの体は川の流れにのって進みました。
「できたー!」
「やったじゃない! すごい、すごい」
パシャパシャパシャパシャ。
みんながはくしゅのかわりに、水の中で手をうごかしました。(つづく)
文・くまもり こぐま
「あおむけになって、おなかの上にボールをのせてごらんなさいよ」
チャン小熊ねずみはアナグマのお母さんの言ったとおりにしてみました。
そーっと、そーっとねがえりを打つようにひっくり返り、おなかの上にボールをのせてかかえました。
足をパタパタ上下させるとチャン小熊ねずみの体は川の流れにのって進みました。
「できたー!」
「やったじゃない! すごい、すごい」
パシャパシャパシャパシャ。
みんながはくしゅのかわりに、水の中で手をうごかしました。(つづく)