◆空には千の星がある
そんなシリンは、家の外に小さなもみの木が生えているのを見つけます。
両親が寝静まってから、その木に飾り付けをしはじめたところ、「クリスマスの星」や「愛の星」「ダンスの星」「花の星」がやってきて皆で遊びます。そして彼らは「星には千の(それぞれちがった)星がある」と言って去っていきます。
一方、お父さんとお母さんは、シリンがベッドにいないことに気が付き、外にいる彼女を見つけます。シリンの様子を見た彼らは、考え込みます。彼女をベッドに運ぶと、家の外に生えたもみの木に星を飾る。翌朝、シリンは大喜びする。ざっとこのようなお話です。