◆米粉を使って
さて、この物語はピッピの日常と活躍を1話完結でストーリー展開されていきますが、1話ずつ、象徴的なお菓子やお料理が出てくるのも特徴です。スウェーデンは「ジンジャークッキー」が有名ですが、ピッピも大好物のようで、500枚も「ハートがたのショウガ入りクッキー」を焼くほど! ブリキ缶に入れると保存がきくので、これも航海時に教わった知恵なのかもしれませんね。
このクッキーは、ピッピがお隣のトミーとアンニカと三人で「コーヒー会」を開く時のお菓子になったり、おまわりさんに無理やり『子どもの家』に連れていかれそうになったシーンでも登場します。おまわりさんから逃げ回って疲れたピッピは、14枚も一人でこのクッキーを食べたそうです。
その「ハートがたのショウガ入りクッキー」を小麦粉の代わりに米粉を使って再現してみました。ピッピのように一度に500枚も焼くのは大変ですが、作りやすい分量でご紹介いたします。