このストーリーのアイデアは今から約5年前に浮かんだものでした。
人間の器官を擬人化し、かわいらしく描きました。
それらをおへそと対比しながら人体の働きについても説明しています。
おへそは胎内にある時は母親と子を繋ぐ重要な器官として働いていましたが、産後はその役目を終えています。
でも、そこにあるということが母親と子どもが繋がっていた証、誰もが母親から生まれてきたということを示す大事な役目を果たしていると思いました。
何かをしてるから、何かができるから存在としての価値があるのではなくて、「存在そのものに価値がある」ということを伝えたいと思い、この絵本を創作しました。
子どもだけでなく大人にも何か伝わるものがあれば幸いです。
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