絵本動画 『おへそはなにしてる?』

このストーリーのアイデアは今から約5年前に浮かんだものでした。
人間の器官を擬人化し、かわいらしく描きました。
それらをおへそと対比しながら人体の働きについても説明しています。

おへそは胎内にある時は母親と子を繋ぐ重要な器官として働いていましたが、産後はその役目を終えています。
でも、そこにあるということが母親と子どもが繋がっていた証、誰もが母親から生まれてきたということを示す大事な役目を果たしていると思いました。

何かをしてるから、何かができるから存在としての価値があるのではなくて、「存在そのものに価値がある」ということを伝えたいと思い、この絵本を創作しました。
子どもだけでなく大人にも何か伝わるものがあれば幸いです。

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えもり なな について

江森 奈々(えもり なな)1985年神奈川県生まれ。千葉県在住。幼少期より母から良質な絵本を与えられて育つ。幼い頃から絵を描くことが得意で、小学生の頃は漫画を描く。中学生になると美術部に所属し油絵を始める。灰谷健次郎の「兎の目」に感銘を受け、10代は日本や世界の児童文学を読みふける。現在、保育士をしながら絵本や童話、紙芝居の創作、読み聞かせを行っている。画家・イラストレーター、モデルとしても活躍中。絵本は1500冊以上読破。2023年be京都にて初のプチ個展を開催。パレットクラブスクール19期絵本コース卒業。トムズボックス2019冬季ワークショップ修了。 『絵本作家になるには、絵が描けないと無理ですか』(CATパブリッシング)の挿絵を一部担当。 ●YouTube:【なないろ本屋/7's BOOKSHELF】 ●Instagram:【nana_museum】