子どもも 大人も読んでみたい! 絵本ソムリエ・高木須惠子の新刊紹介③

春のテーマのお話もたくさん出版されました。
春を迎えるのに入学、入園、進級と子供たちにとっては、1歳大きくなるんだという自覚の季節でもあります。

私にとっては、この歳になって職場が変わり、やっと場に慣れてきました。
とはいえ、新型コロナウィルスの感染防止のため、営業時間の変更や営業する上での注意やらいろいろあります。皆さんに同じようにアナウンスできるよう、新人研修のようにブツブツ唱えております。
私の独り言はこれくらいしましょう。
3月新刊のおススメを紹介しましょう。
そして、皆さまの健康を心より願っております。


詳しくはこちらから:『あっくんとデコやしき』

あっくんとデコやしき』
八百板洋子 作
垂石眞子 絵
福音館書店
2020年3月5日刊

妹が生まれてあっくんは、お母さんがお手伝いをお願いすることが多くなりました。
遊びたいと思っていたのにお父さんのお弁当を届けるように頼まれ腹が立ってしまいます。
「なんでぼくばっかり・・・」

お父さんはデコ職人です。お祭り前はデコを作るのに大忙しです。
三春町に実在する民芸品工房「デコやしき」を舞台にした、被災地・福島への想いが込められた一冊。

高木須惠子 について

児童書に携わって42年。職場は児童書売り場。児童書専門店、紀伊国屋書店梅田店、ジュンク堂書店三宮店、京都店、2020年3月中旬より丸善京都本店勤務。 年齢問わず児童書を読んでもらいたいと奔走中。絵本ライブ「ちょこれっと」、絵本とその絵本にまつわる話トーク「くりすてぃ」の一員。『週刊しんぶん京都民報』で「とっておきの絵本」連載中。