WEB版「BOOK& ~川越からの物語」展(1/3)

文・田村理江  

2020年3月30日(火)~4月25日(土)まで埼玉県川越市のギャラリーウシンにて「BOOK&」展を開催しました。

緊急事態宣言が出された中での展覧会。
ギャラリーオーナーさんが、入り口に消毒液の設置、入店予約、人数制限、お客様と2メートル離れた会話など細心の注意を払って、開催を続けることができました。

ギャラリーのある川越をテーマに、本や銅版画、蔵書票・栞などの作品で、小江戸・川越の魅力を表現しました。
新型コロナウイルスに罹患するかもという不安の中、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
BOOK展では、「新作の嵐」でご一緒しているイラストレーター・小野寺美樹さんが装丁・挿絵を担当した本『最高の贈り物』(私家版)の展示もありました。
(作者は立木アンジェリカさん)
私は、絵本『うわさのしゃしんかん』(イベント用として制作されたミニ絵本)を展示しました。(絵は、安藤麻咲子さん)

 

 

 

 

 

その他に、「川越」を舞台にした作品を、三つ作りました。
まず第一話をご一読いただければ幸いです。

田村理江 について

(たむら りえ)東京都生まれ 成蹊大学文学部日本文学科卒業。日本児童文学者協会第15期文学学校を終了。 第6回福島正実記念SF童話賞を受賞して、『ガールフレンドは宇宙魔女』(岩崎書店)を出版。 児童書の作品に『リトル・ダンサー』(国土社)、『夜の学校』(文研出版)、『魔の森はすぐそこに・・・』(偕成社)など。絵本の作品に『ふなのりたんていラッタさん』(フレーベル館)、『ハンカチのぼうけん』(すずき出版)など。 HP:田村理江のページ