◆コントロールできずに困っている時
また、怒ることを「我を忘れる」と表現しますが、怒りをジャムという目に見えるものに置き換えて向き合うことで、客観的に観察することができるようになり、やがて冷静さを取り戻すことに繋がります。
例えば、子どもが癇癪を起してコントロールできずに困っている時、この物語がそれを解決する糸口になるかもしれません。
大人も子どももこの童話を通して、怒りという感情との向き合い方を楽しく学べるように思います。
物語を通して伝えること、その表現の可能性の広さを感じさせてくれる素晴らしい作品です。
もちろん純粋に物語を楽しむのもよいですが、自分の感情体験と重ね合わせながら読んでみると、より一層この作品の奥深さを感じられると思います。ぜひご一読ください!