文字のない絵本! マルク・ヤンセンが描く色とりどりの世界!

しま

マルク・ヤンセン 作
福音館書店
2022年5月20日刊
絵本『しま』の表紙画像

◆世界15か国以上に翻訳

絵本の中には文字がなく絵だけで表現されている作品があります。
今回ご紹介する絵本もそんな文字のない絵本作品の一つです。

オランダ出身のイラストレーター、マルク・ヤンセンが手掛け、現在、世界15か国以上に翻訳され話題を呼んでいる作品です。

父と娘、そして一匹の犬が乗っている船が難破するところからこの物語は始まります。
一命を取り止め、船の残骸につかまり漂着した先は小さな島。
・・・と思っていたら、よく見るとそこは大きなカメの甲羅の上だったのです。
父はそこに家を建て、娘と犬との漂流生活を始めます。(次ページに続く

えもり なな について

江森 奈々(えもり なな)1985年神奈川県生まれ。千葉県在住。幼少期より母から良質な絵本を与えられて育つ。幼い頃から絵を描くことが得意で、小学生の頃は漫画を描く。中学生になると美術部に所属し油絵を始める。灰谷健次郎の「兎の目」に感銘を受け、10代は日本や世界の児童文学を読みふける。現在、保育士をしながら絵本や童話、紙芝居の創作、読み聞かせを行っている。画家・イラストレーター、モデルとしても活躍中。絵本は1500冊以上読破。2023年be京都にて初のプチ個展を開催。パレットクラブスクール19期絵本コース卒業。トムズボックス2019冬季ワークショップ修了。 『絵本作家になるには、絵が描けないと無理ですか』(CATパブリッシング)の挿絵を一部担当。 著書に『おへそはなにしてる?』(クリエイターズ絵本「YOMO」) ●YouTube:【なないろ本屋/7's BOOKSHELF】 ●Instagram:【nana_museum】