ぜんぜん不思議じゃなかった3日間(12/15) 文・朝日千稀 絵・木ナコネコ ふとんに入り、ちょっと、泣いた。 今日の夜も見られるよ。 今日の夜も見られるよ。 今日の夜も見られるよ。 賢作さんは言ったけど、今日の夜、流れる星は、一緒には見られない。 だって、今日は、『魂送り』の日。 送りたくはないけれど、送る。 賢作さんを、彼の岸へ。 なら、せめて、今日は、それまで一緒にいたい。 いさせてもらえるならば、だけど。 そんなこと思いながら、うええーんと、泣いた。 6 / 6« 先頭«…23456