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つなぐ(1/10)
「さあて、出発しよう。清枝さん、あとでな」 よろめきながら立ち上がったおじいさんは、写真のほうへ手を伸ばしました。
バイバイパンダパン(4/4)
「起きたんだね。おなかすいてないかい?」 ドアの音に顔を向けると、アンジさんがいました。 トレイに山盛りのパンをのせて、少しはずかしそうに笑っています。
バイバイパンダパン(3/4)
店の前に着いた結那は、目の前が暗くなりました。 シャッターが下りた店の前には、「完売」と書かれたチラシが、結那をこばむかのようにふさいでいます。
バイバイパンダパン(1/4)
「こっちはお母さん」 結那は、パンダのパンをお母さんに手わたしました。目のまわりの黒が少しずれてしまい、片目をあげたような顔つきです。
ひっぱると
「これ、なにかな?」 ひっぱると・・・
おしょうさんとかっぱ(5/5)
「村人をこまらせたから、おいらおこられたんだな?」 「そうじゃよ」 「わかった、もうこまらせない。でもまた、悪さをしたくなったら、どうしたらよい?」
おしょうさんとかっぱ(4/5)
「おしょう、聞いたか? なんて、おそろしい声だ」 「あぁ、聞いたとも。あのものが、井戸の中でおこっておるぞ」 よほどその声がこわかったのか、かっぱはふるえだ
おしょうさんとかっぱ(3/5)
「井戸? なんだそれ、おいらに見せてくれ」 こわいものを知るために、もっといっぱい話をしなくてはいけません。 そこでいっしょに、井戸まで行くことにしました。
おしょうさんとかっぱ(2/5)
「かっぱや、このおしょうに教えておくれ。どうして畑をめちゃくちゃにしたり、子供にすもうをとろうとおいかけるのじゃ」
おしょうさんとかっぱ(1/5)
村で一番大きな山のてっぺんにお寺がたっていて、そこには年をとったおしょうさんが、一人でくらしています。
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