そっくりバクのこ だいせいこう!(4/4) ヤマバクの おかあさんと いっしょに マコちゃんが かえってきました。 マコちゃんは いいました。 「ねえねえ おかあさん いれかわってたの きづいてたんだって」 アコちゃんは いいました。 「そう さいしょから しってたの」 1 / 41234»
そっくりバクのこ だいせいこう!(2/4) ごはん じかんです。 「よく かんで たべてね」 「いただきます」 「ねえ あたし へんじゃない?」 「いいえ」 うしし そっくりバクのこ だいせいこう。 1 / 41234»
月猫荘の住人たち 歴史上の偉人たちを猫に仕立て、彼らが住む月猫荘を舞台にイラストを描いてみました。 102号室は・・・! 203号室は・・・!! 301号室は・・・!!! ぜひ、それぞれのお部屋をのぞいてみてください。 1 / 41234»
ほしいこ どんなこ(4/4) それから、いろんな どうぶつの ところにいったが、どこでも、みんな、いうことは おなじ。 「ああ、かみさま。このこは、この かしこい あたまで、わるい いたすらばかり、かんがえるんです」 「このこは、とおくまで みわたせる、すばらしいめを もっているのに、テレビばっかり みて・・・」 「ううむ、ううむ。こどもというのは、おやが のぞむようには ならんものだの。ありのままの こを、だいじに するといった、タヌキの ふうふは、いちばん、よい ねがいを したかもしれん」 そう おもいながら、かみさまが さいごに、タヌキの ふうふを たずねると・・・。 1 / 41234»
ほしいこ どんなこ(3/4) かみさまは、まず、クジャクの ところへ いった。 と、クジャクの ふうふ、なにやら、どろの かたまりの よこで、シクシクと ないている。 「これこれ、どうしたのじゃ。のぞみどおり、とくべつ うつくしいこが、うまれたというのに」 「ああ、かみさま。みてください。このこは、どろんこあそびばっかりして・・・。はねは ズタボロです」 なんと、どろの かたまりだとおもったのは、このよの どんなほうせきよりも、うつくしく かがやく はねを もった、クジャクの こども。 「う、うつくしい はねの こどもが、じ、じまんだったのに」 さめざめとなく、クジャクの ふうふ。 かみさまは、なぐさめることもできず、そっと そのばを たちさった。 1 / 3123»
ほしいこ どんなこ(2/4) どうぶつたちは、いろんな ちからを、わがこに ねがった。 「もりの すべてを みわたせる、すばらしい めを ください」 「おおきな、ほほぶくろ。たべものいっぱい、つめこめるの」 「かしこさを。なにが おきても、ちえで のりきれるように」 さて、これで ぜんぶかと、かみさまが みわたしたとき、タヌキの ふうふが、めに とまった。 「おや、タヌキは、まだ ねがって おらんな。そなたたちの こには、どんなちからが、ほしいかの?」 1 / 41234»
ほしいこ どんなこ(1/4) きたかぜを あいずに、もりの どうぶつたちが、ふゆの したくを はじめたあるひ。 ぷかぷかくもに ねそべって、かみさまは、かんがえた。 「どうぶつたちは、まいにち、がんばっておるのう。ごほうびに、うまれてくるこに、とくべつな ちからを、さずけてやろう」 1 / 41234»